心外無別法の文字に心を洗っている絵が描かれています。
心を洗っている絵は「洗心」(せんしん)と読みます。
駄洒落です。
掛軸にはこういった言葉遊びの様な駄洒落のようなものが多いです。
縁起を担いだ言葉遊びのも多いですね
そのままを書くよりも印象に残りますし、お部屋の雰囲気も和らぐからでしょうか。
心外無別法は仏語で、すべてのことは認識する人間の心の現れで、心とは別に存在する物では無い。と言う意味です
洗心は心の塵を洗うこと、改心すること意味しています
この掛軸に描かれているのは
色んなことは心の持ちようで捉え方が変わる
いつでも曇りなき心でいましょう
と言う様になるかと思います。
隷書体の文字に可愛らしい絵が入ることで普段も掛けやすい柔らかい印象の掛軸になってます。
時代を経て折れてしまったりした掛軸も綺麗にして
文言に負けないように爽やかに仕立て直しさせていただきました。
#仙福南陽堂 #大阪 #天王寺 #掛軸 #表装 #掛軸 #巻物
#大阪表具屋 #表具屋 #表具 #額装 #屏風 #衝立 #裏打ち