今回は墨・朱肉汚れの一例です。
納経軸にご宝印頂く際、墨が乾く前に巻いたり台紙についたりし汚れる事がよくあります。
弊社ではお客様のご要望に応える為、墨・朱肉抜きを研究してまいりました。
納経軸の絹を傷めず、大事なご宝印を汚さず綺麗に抜けるようになりました。
①観音様の近くに朱肉の汚れがありました。
②ご宝印後まだ墨が乾いておらず汚れておりました。
文字の間まで細かく抜く事が出来ました。
③ご宝印後まだ墨が乾いておらず巻いた時に汚れてしまいました。
④画の近くと文字の近く
画や文字を消さずに綺麗に抜けました。
このように汚れ方は様々ですがお客様によっては
頂いた縁だと思いそのまま表装する場合もよくあります。
いつでもご相談くださいませ。