今回はお客様より表装ご依頼とお参りの際の注意点をお伺い致しましたのでご紹介いたします。
愛染明王とは
愛染明王 (梵名 ラーガ・ラージャ)
「ラーガ」とは赤、愛欲の意味で、愛欲煩悩が悟りにつながるものであることを表します。
「ラージャ」とは王の意味で、密教の世界の中心の金剛王と大日如来が変化したお姿だといわれています。
愛染明王は、衆生の苦悩をみそなわして、全身全霊を尽くして願いを叶えてくださる最上・最尊の明王さまです。
平安初期、弘法大師・空海によって唐から伝えられた愛染明王は、愛情などの敬愛、愛敬のほか、開運、息災、増益、調伏、「人と人との縁結び」「人と物との縁結び」を祈る本尊として、老若男女から広く信仰されています。
*西国愛染十七霊場HPより
*URL http://www.aizen17.net/
縁結び・良縁成就・商売繁盛で人気の西国愛染十七霊場
満願軸
表装の裂地は前回近畿三十六不動尊でご注文頂いた裂地を同じ蓮華裂地でお選び頂きました。
お参りの注意点として、「12番久修園院」にお参りの際は一度お電話で久修園院様に確認して頂きたいのですが、次の「13番西大寺」にいらっしゃる事があるようです。今回のお客様は久修園院と西大寺に問い合わせをして納経頂いたと仰っておりました。
他にもタイミングがよかったので納経頂けた場所もあったようです。
西国愛染十七霊場だけでなくお寺にお参りし納経頂く場合は、一度電話又はHPなどで確認をしてからのお参りおすすめいたします。
緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などで参拝時間等が変更されている場合がありますのでお気を付けてお参り下さいませ。
御情報頂きましてありがとうございます。
お喜び頂けますよう誠心誠意込めて表装させて頂きます。
仕上がりを楽しみにお待ちくださいませ。